宮島口周辺の渋滞を緩和しようと今年度新たに国道2号の信号機で青信号のタイミングを調整するなどの社会実験を行うことが決まりました。
22日に開かれた会議には、国土交通省や観光協会などから17人が参加しました。
宮島口周辺の国道2号では慢性的な渋滞が課題となっていて、昨年度、広島岩国道路の廿日市IC~大野IC間の通行料金を半額にする社会実験などを実施。渋滞緩和に一定の効果が見られたと報告しました。
今年度も引き続き、11月の土日と祝日あわせて12日間の日程で、去年と同じ対策に加え試験的に、宮島口周辺の国道2号の3つの交差点について、信号機を調整し青信号の開始時間をずらす社会実験を実施します。
交差点を先頭に発生している渋滞を抑制する効果が見込まれ、渋滞の長さは上りでおよそ3割短く、下りで半分ほどの長さになると想定しています。
【廿日市市・松本太郎市長】
「社会実験は渋滞解消に一定の効果はあると考えているが、渋滞の解消までは至っていない。今年の社会実験は今まで以上にブラッシュアップしていきたい。渋滞解消に資するような社会実験にしていきたい」