宮崎県は新型コロナの定点1医療機関あたりの感染者数が先週まで2週連続で全国最多となってます。
専門家にその要因や対策を聞きました。

宮崎県のまとめによりますと、8月17日までの一週間に県内の定点医療機関から報告された新型コロナの患者数は398人です。
1医療機関あたり14.7人で11週連続で増加した前の週と比べて横ばいになったものの、県はお盆期間中、休業していた病院もあったたことから実際の患者数はこれより多い可能性もあるとしています。
内訳をみると60歳以上が全体のおよそ3割、20歳未満が2割などとなっています。

感染症に詳しい愛泉会日南病院の峰松医師は、患者数が増えている理由について…

(愛泉会日南病院 峰松俊夫医師)
「新しい株が入ってきている。通称名『ニンバス』」
「特徴はですね、症状が出ない方が多いので誰から広がったかわからないというのが一番の特徴」

高齢者や基礎疾患がある人は重症化のリスクがあり、特に注意が必要だといいます。

(愛泉会日南病院 峰松俊夫医師)
「のどが痛いというのは特徴。カミソリを飲んだようなのどの痛さ。咽頭炎症状が強い方が多い」
「高齢者施設とか病院ではかなりクラスターが発生しているという報告を受けたことがあります」

私たちがやるべき対策は・・

(愛泉会日南病院 峰松俊夫医師)
「少しでもいいから窓を開けて換気をしながらエアコンを利用する」
「人が多いところではマスクをする、それから手洗い、それから咳エチケット、そういったことでの対策になる」

テレビ宮崎
テレビ宮崎

宮崎の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。