JR九州は2024年度の鉄道の利用状況を公表しました。大分県内では日豊本線の佐伯から延岡までの区間が7年連続でいわゆる赤字路線となっています。

◆JR九州 古宮洋二社長
「佐伯、延岡については、ここ10年ぐらい県境を越える客の動きが減ってきていると見ている」

JR九州は20日鉄道の利用状況を公表、1日の平均利用者が2000人に満たない区間が発表されました。

県内では、日豊本線の佐伯から宮崎の延岡までで収支はおよそ5億5700万円マイナス、7年連続で赤字路線となっています。

JR九州は「佐伯、延岡間は、県境を結ぶ役目があるとし、現時点で、存続検討の対象とすることはない」としています。

一方、大分駅の2024年度の1日当たりの乗車人員は1万7780人で2023年度より、830人余り増えました。

JR九州管内では4番目に多くなっています。

テレビ大分
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