暑さが続く中で、雨不足の問題も出ています。

大分県玖珠町にある日出生ダムなど県内4つの農業用ダムでは放流制限が続いています。

県によりますと、8月10日にまとまった雨が降ったものの、その後、雨が続かなかったことや猛暑の影響で県内の農業用ダムの貯水率が平年よりも低くなっているということです。

特に県の北部に影響が出ています。20日午前9時時点の貯水率は宇佐市の香下ダムで27.5%、豊後高田市の並石ダムで48.9%、玖珠町の日出生ダムで45.6%、杵築市の日指ダムで40.1%となっています。

これはいずれも平年の3割から6割程度の貯水率で、放流を制限せざるを得ない状況が続いています。

県農地・農村整備課は「貯水率が回復せず、放流制限を解除できない状況が続いている」と話しています。

テレビ大分
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