プレスリリース配信元:株式会社with t
プリカは“もらったら使う”が本音。財布とスマホを行き来する高校生のホンネを深掘り!
ティーン向けエンタテインメント事業を展開する株式会社with t(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:宮城啓太)が運営する「女子高生ラボ」は、最新トレンドに敏感な女子高生で構成された女子高生ラボメンバーに向けて、現役女子高生の「プリペイドカード利用」に関する実態調査を実施しました。今回の調査では、プリペイドカードを普段から利用している女子高生は少数派であることが明らかになりました。キャッシュレス化が進む一方で、現金での支払いが今も主流であり、高校生の生活スタイルやお金の使い方に合わせた決済手段の選択傾向が見えてきました。
【調査サマリー】
1. プリペイドカード未経験「使ったことない」が約5割
2. 利用理由は「もらったから」が上位、積極的な利用動機は少数派
3. デビットカード・スマホ決済の普及で、プリペイドカードの出番が限定的
4. 支払い方法の安心感では現金が圧倒的、一方でキャッシュレス派も一定数
5. 利用経験ではAmazonギフト券が圧倒的、使ったことがない人も約3割
1.プリペイドカード未経験「使ったことない」が約5割
プリペイドカードを一度も使ったことがない女子高生は約半数(47%)にのぼり、まだ広く普及しているとは言いがたい状況です。また、「以前は使っていたが今はあまり使わない」と答えた人も19%おり、一度は使ってみたものの継続的には利用されていない様子もうかがえます。一方で、「たまに使う」と答えた人が26%いることから、使い方や場面によっては一定のニーズがあることも見てとれます。全体として、プリペイドカードは女子高生の生活にまだ完全には定着していないものの、状況に応じて利用されている現実があるようです。
2.利用理由は「もらったから」が上位、積極的な利用動機は少数派
プリペイドカードを利用した・利用してみたいと思った理由として多かったのは「あまり使おうと思わない」という消極的な意見でした。次いで多かったのは「ギフトやプレゼントでもらったから」(28%)で、自ら進んで利用するというよりは、もらったことをきっかけに使うケースが目立ちます。「ネットでしか買えないものが欲しかったから」や「現金でチャージできて安心だから」(9%)といった理由からは、一部には用途や安心感を重視して利用する姿も見受けられます。プリペイドカードは“自分の意思で積極的に使うもの”というより、“何かのきっかけで使われるもの”という位置づけにとどまっているようです。
3.デビットカード・スマホ決済の普及で、プリペイドカードの出番は限定的に
プリペイドカードを買わない理由として最も多かったのは、「デビットカードやスマホ決済を使っているから」(36%)でした。現在では高校生でもスマホ決済や銀行口座連動のデビットカードを利用できる環境が整っています。これまでクレジットカードを持てない高校生にとって、プリペイドカードはネットショッピングを可能にする手段でしたが、そうした役割も今は他の決済手段にとって代わられつつあるようです。「買うのが面倒くさい」「使い道がわからない」と言う声も、そうした背景を反映していると考えられます。現在プリペイドカードを使っている人は、ごく一部ながら、かつての利用習慣が残っている層とも重なっていると考えられます。
4.支払い方法の安心感では現金が圧倒的、一方でキャッシュレス派も一定数
支払い方法の安心感については、「現金」が73%と圧倒的に支持される一方で、スマホ決済やデビットカードを日常的に使う人も24%存在しています。このギャップは、たとえキャッシュレス決済を利用していても、現金の安心感が根強く残っていることを示しています。背景には、親からのお小遣いが現金で支給されることや、金額が目に見えて管理しやすいといった理由があり、スマホの充電切れや通信エラーといった“もしも”の場面への備えとしても、現金は信頼されています。
5.利用経験ではAmazonギフト券が圧倒的、使ったことがない人も約3割
今まで使ったことがあるプリペイドカードを聞いたところ、「Amazonギフト券」が40%と最も多く、女子高生の間で広く利用されていることがわかりました。その他、「Nintendoプリペイドカード」(12%)や「Apple Store&iTunesカード」(9%)といったゲームや音楽関連のカードも一定の支持を集めていますが、全体としては一部の人気カードに利用が集中している傾向が見られます。プリペイドカードを使う女子高生は全体としてまだ少数派ですが、それでも幅広い種類のプリペイドカードが利用されている点は意外で興味深い結果です。ネット通販やゲーム、音楽など多様な目的で使われており、使い道の広がりが見えてきます。
【女子高生ラボ スタッフコメント】
今回の調査では、プリペイドカードを日常的に使う女子高生は少数派である一方で、Amazonギフト券やゲーム・音楽系のカードなど、幅広い種類のプリペイドカードが使われている実態が見えてきました。自分で購入するよりも「もらったから使った」という受動的な利用が目立ちますが、ネット通販やアプリ課金など、目的がハッキリした場面では一定のニーズがあることも確認されています。また、キャッシュレス決済が普及するなかでも、安心して使える支払い方法としては「現金」が圧倒的多数を占めており、キャッシュレスを利用している層の中にも、現金の安心感を重視する声が根強く存在していることが明らかになりました。プリペイドカードは毎日使うものではないけれど、あると便利な存在。決済方法の選び方にも、日常生活のリアルなニーズと柔軟な判断力が表れており、現役女子高生ならではの消費行動の特徴が見えました。
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調査名:現役女子高生の「プリペイドカード利用」に関する実態調査
調査期間:2025年7月31日~2025年8月4日
調査手法:アンケート調査
調査実施企業:株式会社with t『女子高生ラボ』
調査対象:全国の高校1~3年の女性 100名
※引用時のお願い
本調査分析を転載ご利用いただく場合は、出典元として下記のような記載お願いいたします。(例:「『女子高生ラボ』による調査」「『女子高生ラボ』調べ」など)
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女子高生ラボについて
「女子高生ラボ」は、SNSメディアの運営、全国規模のコミュニティ運営、そして女子高生のインサイト研究を一体的に展開するシンクタンクです。本ラボでは、女子高生ミスコンのネットワークを活用し、全国各地から流行の最先端を走るメンバーが集まっております。ミスコンのグランプリや各賞の受賞者、ファイナリストのみならず、多くのエントリー者が参加しており、自らが情報発信者として世の中のトレンドを創出する意欲を持つ女子高生を中心に構成されたコミュニティです。「女子高生ラボ」のSNSの発信では、メンバーから寄せられる画像や動画を基に制作することも多く、彼女たちのリアルな声と価値観を反映したコンテンツを提供しています。
女子高生ラボ公式Instagram:https://www.instagram.com/jk_labo_
また、これらのSNS運営やコミュニティ活動、インサイト研究を通じて蓄積した知見や実績を基盤に、若年層市場へのアプローチを希望する企業様に向けたマーケティング支援を提供しております。独自のネットワークとデータドリブンな分析を駆使し、クライアント企業の課題解決と目標達成に寄与することを目指しています。「女子高生ラボ」は、次世代を担う若年層とのつながりを通じて、新たなマーケティングの可能性を追求し続けてまいります。
■会社概要
株式会社with t
所在地:東京都渋谷区渋谷1-22-2 グラフィオ渋谷2F
代表者:代表取締役社長 宮城 啓太
事業内容:オーディション事業、マーケティング支援事業、イベント事業、プロダクションマネジメント事業
公式HP :http://with-t.co.jp/
【本件に関するお問い合わせ】
広報担当:吉富
yoshitomi@with-t.co.jp
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