北朝鮮・金正恩総書記の妹、与正氏が韓国の李在明大統領の名前を挙げた上で「韓国は外交の相手にならない」と批判しました。
北朝鮮メディアによると、金与正氏は19日、外務省幹部らとの会議で、韓国のこれまでの政治体制を批判した上で「李在明氏は歴史の流れを変える人物ではない」と強調しました。
さらに「韓国は外交の相手にならない」と韓国との対話を否定し、外交分野で韓国を先行するため力を入れていく考えを示したとしています。
また、8月18日から始まっている米韓合同軍事演習については「侵略戦争演習」と改めて批判しました。
韓国が北朝鮮との緊張緩和を掲げる一方で、北朝鮮はこれを拒否する姿勢を強めています。