アメリカのラトニック商務長官は日米関税交渉に関する文書について、数週間後に公表する考えを明らかにしました。
ラトニック商務長官は19日、CNBCテレビに出演し、日米が合意した関税文書の公表時期について「数週間かかる」と述べました。
ラトニック氏は「毎晩、毎朝のように書類を作りながら話し合っている」と説明し、公表する文書の具体的な内容には言及しませんでしたが、自動車関税の引き下げや対日関税の特例措置を盛り込んだ大統領令を指すとみられます。
ラトニック氏はまた日本による5500億ドル、80兆円余りの対米投資の使い道について、「日本と同じ認識だ」と述べるとともに「アメリカの経済と安全保障に充てられる」との考えを示しました。