大雨の影響は公共交通機関にも及んでいます。19日、JR鹿児島本線で線路脇の盛り土が崩れているのが見つかり、荒尾駅と植木駅の間で終日、列車の運行を取りやめました。
【西村 勇気 アナウンサー】
「鹿児島本線・肥後伊倉駅の手前、浅井踏切です。あちらののり面がどうやら崩落しているようで、作業員が崖の下を眺めるような形で作業を進めようとしています」
JR九州によりますと、19日午前10時半ごろ、鹿児島本線の肥後伊倉駅と木葉駅の間で、線路脇の盛り土が崩れているのを点検中の作業員が発見。
この影響で、鹿児島本線は荒尾駅~植木駅間で終日、列車の運行を取り止めました。
JR九州によりますと、現場では幅30メートル、高さ10メートルにわたって盛り土が崩れているということで、8月10日から降り続いた大雨が影響しているとみられています。
現場では復旧に向けた調査が続いていますが、運転再開の見通しはまだ立っていないということです。
JR九州はホームページで「ご利用のお客さまには大変ご迷惑をおかけいたします」とコメントしています。(20日も終日運転見合わせ)