全日空は冬ダイヤから1日4往復の小松羽田便を半減し、1日2往復にすると発表しました。

全日空は19日、10月26日からの冬ダイヤを発表し、これまで1日4往復の小松羽田便について、2往復に減便すると発表しました。

全日空は、小松羽田便の利用客が北陸新幹線開業前の2014年に比べ去年は4割にまで減少した上、燃料費や人件費の高騰で赤字が急拡大していることから減便に踏み切ったと言うことです。

全日空の減便は、2016年3月に6往復から4往復に減らして以来となります。

なお日本航空は1日6往復を維持します。

減便について馳知事は、「県としては便数維持に向けて官民挙げてさまざまな利用促進策に取り組んできたほか、今月4日には航空会社に赴き、小松空港の航空ネットワークの維持は、能登はもとより、南加賀など県内全域への誘客、ひいては石川県の復興に必要不可欠であると、便数維持を強く要望したところである。こうした中で、全日空の小松羽田便が減便となったことは大変残念である。県としては航空会社や福井県とも連携し、一層の利用促進策や小松空港の活性化に向けた方策を講じて参りたい」などとコメントを出しました。

石川テレビ
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