ゲリラ雷雨が北海道を直撃しました。

19日午前10時15分の北海道・函館山から眺める市内の映像では、雨雲が近づくと、とたんに街が暗くなります。
そして、一気に雨が降り出し、視界が見えなくなりました。

午前11時前の函館市の映像では、マンホールから水が噴き出す様子が確認できます。

午後1時前の函館市は、道路が川のようになっていました。
冠水する道路で波打つ水面。
波は歩道まで押し寄せています。

前線を伴った低気圧の影響で大気の状態が非常に不安定となり、各地で局地的な雨による冠水被害が発生しています。

川の水位も上昇しました。

函館市内を流れる川は、茶色い濁った水が勢いよく流れていました。
川の流れは勢いを増し、川岸の段差に木々が流れ着いていました。

ゲリラ雷雨とともに注意が必要なのは、災害級の暑さ。

東京都心も2日連続の猛暑日。
東京・巣鴨では、80代の高齢者が巨大な日傘をさし散歩する様子が見られました。

80代:
自分で考えて作ったの。これ考えに考えたの、暑いんだもん。これ押さないとダメだから。

強烈残暑が続く中、高齢者にとってはお得な制度が始まるかもしれません。

熱中症リスクを軽減させるため、東京都は省エネ家電の普及を促進させる「東京ゼロエミポイント」制度を拡充し、エアコンを購入した場合、補助を現行の1万円から8万円に引き上げる方向で検討を始めました。

街では「8万円いいですよ~最高ですよ~。(エアコン)買いたいですよ。台所に買っちゃおうかな。年寄りに大サービスだね」「えー!知らなかったです。ありがたいんじゃないですか?ないよりは」「もうちょっと良いエアコン買って、電気代を安くしたい」などの声が聞かれました。

対象は高齢者世帯と障害者世帯。
早ければ8月から実施される方針です。

一方で、気象庁は19日、3カ月予報を発表。
9月、10月は全国的に気温が平年より高く、体温超えの危険な暑さがまだまだ続く見込みです。