富山県はカーナビが搭載されている公用車について、NHKの受信契約を結んでいなかったとして、1300万円あまりが未納だったと発表しました。
県の発表によりますと、NHK受信料の契約漏れがあったのは、知事部局や警察本部などが使用する公用車105台とテレビ2台分で、未納額はおよそおよそ1320万円です。
最も古いものでは、2007年から契約が結ばれていなかったということです。
今年に入り、全国の自治体で同様の事案が相次いでいたことを受け、5月から調査を行ったところ判明したもので、カーナビが受信契約の対象となる認識が不足していたことが原因だとしています。
県はNHKと協議し、速やかに支払いの手続きを進めます。
NHKの放送受信規約では、一般家庭の場合は、世帯ごとに契約を結びテレビの受信機が複数ある場合でも追加契約の必要はありませんが、自治体や事業者の場合は、設置場所ごとに契約を結ぶ必要があるとしています。