関門海峡を道路で渡る第3のルートとなる「下関北九州道路」の早期実現を目指す大会が、19日、福岡県北九州市で開かれました。
大会には福岡、山口両県の自治体トップら約400人が出席しました。
「下関北九州道路」は、共に開通から50年以上が経ち悪天候による通行止めも多い「関門橋」や「関門トンネル」に続く、第3のルートとして計画された道路です。
国内最大級となる吊り橋を含む総延長は約8キロで、下関市の彦島地区と小倉北区の日明地区を結びます。
大会では、自動車・半導体といった産業基盤の強化や観光振興にもつながるとして、都市計画の手続きを着実に進め、有料道路事業の導入など効果的な整備手法を定めることなどが決議されました。