能登半島地震で被害が大きかった富山県氷見市は地域防災計画に液状化対策や避難所の体制強化を盛り込みました。

氷見市の防災計画の見直しは18日に開かれた市の防災会議で承認されたもので、国の基本計画の改定に伴い2年ぶりに行われました。

能登半島地震の教訓をもとに地震や津波への対策をより具体的な内容に修正し、地震が発生したら緊急に避難所の鍵を自動で解除する仕組みやトイレ、段ボールベッドなど設備を充実させることが盛り込まれました。

また市内の液状化しやすい箇所の周知徹底を図り、被害を未然に防ぐことにも重点が置かれています。

出席者からは「防災は日頃からの訓練が重要で、特に子供向けに学校での訓練が大切だ」といった意見が出され日頃から備えを万全にすることが確認されていました。

氷見市の地域防災計画はこの秋から実行されます。

富山テレビ
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