一連の記録的な大雨で、大きな被害を受けた天草地域では、ボランティアが復旧作業で活躍しています。

一連の記録的な大雨で、浸水被害などが発生した上天草市では、8月18日から災害ボランティアの活動が始まりました。

ボランティアは水に浸かった家具などを、家から災害ごみ置き場への運び出すのを、額に汗しながら手伝っていました。

【人吉市から参加したボランティア】
「人吉で、災害で助けていただいたので、その恩返しです」

【帰省中のボランティア】
「上天草市(大矢野町)が地元で、手伝いに行けたらいいなと思って、松島まで来ました」

【手伝ってもらった被災者】
「ボランティアさんはすごいです。感謝、感謝です」

また、天草市では、天草工業高校の野球部の生徒29人が、復旧作業を手伝いました。

「日頃、応援してもらっている地元に恩返しがしたい」と自ら天草市商工会に申し出た高校生たち。試合の合間を縫って、天草市でも被害が大きかった栖本町に向かい、災害ごみの運び出しや家や倉庫の泥かきを行い、暑さの中、復旧作業に取り組みました。

【田口皆海さん1年生・キャプテン】
「いつも地域の方にはお世話になっているので、きょうは自分たちが地域に協力できるように来た」

【被災した森本金物店 森本義光さん】
「(天草)工業高校の生徒が駆け付けてくれて、こんなにうれしいことはない」

テレビ熊本
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