2024年、首都圏で相次いだ闇バイトによる強盗事件のうち、東京・葛飾区で起きた事件の実行役の男が初公判で起訴内容を認めました。

山内裕太被告(30)は2024年11月、葛飾区の住宅に押し入り、70代の男性に暴行を加えて全治約3カ月のけがをさせたうえ、現金約97万円を奪った罪などに問われています。

山内被告は18日の初公判で、起訴内容について間違いないか問われると「ありません」と認めました。

検察側は冒頭陳述で「SNSで闇バイトを探し、指示役とやりとりしていた」とした上で、「報酬30万円の空き巣に応募した」と指摘しました。

弁護側は「指示役から『やらないと殺すぞ』と言われた」「『人を傷つけたので自首しよう』と思って自首した」などと主張しました。

フジテレビ
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社会部
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