お盆休みが明けた18日、体温超えの猛烈な暑さが戻ってきました。

18日、全国で一番の暑さとなったのは愛知・豊田市で、39.2度を観測。
関東から東海にかけ、広い範囲で休み明けの体にむちを撃つような厳しい暑さとなりました。

関東での一番は東京・府中市で、39度となりました。

府中市民は「毛穴が開いちゃうみたいで、汗ダラダラで。半端ないですよね」と話しました。

一方、東京都心では2025年の最高気温1位タイとなる37度を観測。
10日ぶり14回目の猛暑日となりました。

全国有数の暑い街、群馬・館林市。
夏休み真っ最中の子供たちが涼しさを求めて水遊び場にたくさんいるかと思いきや、水遊びを楽しんでいたのは1組だけ。水遊び場は貸し切り状態となっていました。

水遊び場を訪れた人は「誰もいないかなと思ってました。プールもそっち側にあるんですけど、プールも人が少なかったので、暑くてみんな出ないのかな」と話します。

手元の温度計では37度を示していましたが、足元を計ってみると62度。
水でついた足跡もあっという間に乾くほどの温度でした。

この暑さのためか、園内の遊具で遊ぶ子供たちの姿などは見られませんでした。

こうした中、多くの人が集まっていたのは日本初のテーマパークです。

東京・八王子市にある施設「東京あそびマーレ スノータウン」では、365日雪遊びができるとあって多くの親子の姿がありました。

施設内の温度は手元の温度計で21度。
外の気温と比べると約17度も気温が低いものの、子供たちの多くは半袖に半ズボン姿。真夏の装いで楽しんでいました。

子供たちは「雪だるま。(Q.夏に雪だるま作れるとどう?)たのしいーーーーー」「雪のトンネルつくってたの。(Q.雪触ってどう?)つめたい」と話し、雪遊びを楽しんでいる様子。

親としても外で遊ばせたいものの、命に危険が及ぶような暑さが続く2025年の夏。
夏休みに遊ぶ場所を探すのもひと苦労だといいます。

親は「危険というか、もう(外で)遊べないですね。ちょっと出ただけで子どもが嫌がるので、もうこういう所じゃないと遊べないなぁって」「夏暑いので遊ぶ所がないので、こういう屋内遊園地を探して来た感じです」と話しました。

19日も厳しい残暑となる予想です。

最大9連休となったお盆休みが明けましたが、18日の気温はリフレッシュした体にはこたえる暑さとなりました。

街の人からは「(帰省先の)長野があまりにも涼しすぎて。きょう39℃とからしいので、熱中症にならないように気を付けようかなと」「外出ると『あ…』というふうにめまいしちゃうので、帰りたいです」といった声が聞かれました。

18日をピークに週末まで猛暑が続く予想となっています。

関東から近畿では体温を超えるような日もあるとみられ、引き続き熱中症対策を行う必要があります。