11月20日に任期満了を迎える宮城県知事選挙で、現職の村井嘉浩知事(64)が6回目の当選を目指して立候補する意思を固めたことが分かった。関係者によると、18日午後、村井氏は自身の後援会役員に対し、次期知事選への立候補の意向を伝えたという。
村井氏は大阪府出身で、元陸上自衛官。宮城県議を経て2005年の知事選で初当選を果たし、以降5期連続で県政を担ってきた。
前々回2017年の選挙では82万票余りを獲得し、過去最多の得票数。前回2021年の選挙で5選を果たしている。仮に6選を果たせば、宮城県政史上初の「6期目突入」となり、県政史上最長の在任記録を更新することになる。
正式な出馬表明は、9月に開会予定の県議会定例会で行う見通しだ。
一方で、宮城県知事選をめぐっては、すでに角田市の元職員・伊藤修人氏(33)が立候補を表明している。
宮城県知事選挙は10月26日に投開票が行われる。