韓国で李在明(イ・ジェミョン)大統領の就任後、初めてとなる米韓合同軍事演習が18日に始まりました。
北朝鮮は強く反発しています。
韓国軍とアメリカ軍は、定例の軍事演習「乙支(ウルチ)フリーダムシールド」を18日~28日まで行います。
韓国軍からは過去と同規模の約1万8000人が参加予定で、サイバー攻撃やミサイル攻撃への対応力を高めます。
一方で、2025年は約40の野外訓練のうち、ほぼ半数は9月に分散して行われることになっていて、北朝鮮との対話を掲げる李政権が配慮した可能性があるとみられています。
金正恩(キム・ジョンウン)総書記の妹・金与正(キム・ヨジョン)氏が先週、「訓練を延期しようが縮小しようが関心がない」と対話を拒否する姿勢を見せるなど、演習の実施に強く反発していて、北朝鮮が今後何らかの対抗措置に出る可能性があります。