スイスで開かれた第78回ロカルノ映画祭で16日、三宅唱監督の『旅と日々』が最高賞にあたる国際コンペティション部門の「金ひょう賞」を受賞しました。
この作品は、日本や韓国で活動する俳優のシム・ウンギョンさんが主演で、行き詰まった脚本家が旅先での出会いを通じて日常を歩んでいく様子を描いています。
2007年の小林政広監督の『愛の予感』以来、日本人4人目の快挙です。
この国際映画祭は、毎年夏にスイスのロカルノで開かれていて、独創的で革新的な作品を評価し、新進気鋭の監督や多様な映画表現を世界に紹介する場として知られています。