静岡県下田市では400年以上の伝統を持つ下田八幡神社の祭典「下田太鼓まつり」が行われています。
「下田太鼓祭り」は江戸時代初期に戦乱などで疲弊した町民を勇気づけようと、時の下田奉行が始めたと言われています。
8月14日は「肉襦袢」を身にまとった参加者が太鼓の音や威勢の良い掛け声を響かせながら街中を練り歩きました。
一番の見どころは「お道具」と呼ばれる木組みをつなぎ合わせて作る「太鼓橋」です。
笛の合図でお道具の両端を力の限り押し上げて大きなアーチを描くと、見物客からは盛大な拍手が送られました。
太鼓まつりは8月15日も行われています。