愛知県犬山市の入鹿池に2025年5月、自衛隊機が墜落した事故で、8月15日朝からクレーンを使った機体の引き揚げ作業が始まっています。
15日午前7時頃から作業が始まり、エンジン関連とみられる大型の部品が、クレーンで池から引き揚げられていました。
犬山市の入鹿池では2025年5月14日、航空自衛隊のTー4練習機が墜落し、乗っていた隊員2人が死亡しましたが、これまで大型の部品は回収できないままでいました。
池の上に組み立てられた台船の上には、50トンの重さまで吊り上げられるクレーンが設置され、沈んでいた大型の部品を回収していきました。
防衛省は9月末までに作業を終わらせたいとしていて、今後引き揚げられた部品などを解析し、事故の原因究明が進められることになります。