けがをして治療を受けていた2羽のヤンバルクイナが元気に回復し、14日にやんばるの森に帰っていきました。

兄弟とみられる2羽のヤンバルクイナは6月、沖縄県東村高江の道路脇にある深さ1m以上の集水桝から抜け出せなくなっていた所を発見され、環境省の職員らによって救護されました。

当時、2羽のひなは目や足にけがをしていて、環境省の施設で治療を受け、14日に2ヵ月ぶりに元気な姿を見せました。

一羽目の後を追うように、二羽目も勢いよく羽根を広げ、やんばるの森へ帰っていきました。

環境省自然保護管 庄嶋菜月さん:
救護されたときはひな鳥で全身黒くて、2ヵ月後にこんなに立派な若鳥に成長して、森の中に走っていく様子を見て、感慨深いものがありました。これからも元気に森の中で元気に過ごして行って欲しいなと思います

環境省はけがをしているヤンバルクイナを見かけたときには、関係機関へ連絡するよう呼びかけています。

▽環境省野生生物保護センター TEL:0980-50-1025
 クイナダイヤル(救護専用) TEL:090-6857-8917

沖縄テレビ
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