沖縄県は慢性的な交通渋滞が課題となる中南部でバスの定時運行を実現するため、一般のドライバーに車線を譲るよう促す「協力型バスレーン」の実証実験に取り組みます。

交通行政に詳しい有識者や自治体の職員、県内のバス会社などが出席して行われた協議会では、渋滞が激しい本島中南部でバスの定時運行を実現するため、「協力型バスレーン」の実証実験を行うことなどが話し合われました。

「協力型バスレーン」は法規制を伴わず、一般のドライバーにバスに車線を譲るよう促すもので、宜野湾市の伊佐から沖縄市の胡屋や北谷をつなぐ区間と、浦添市の城間から那覇市安謝までの3つの区間で導入が検討されています。

このほか、宜野湾市の西普天間地区に移転した琉球大学病院へのアクセスを向上させるため、読谷方面から直通でつなぐ新たなバス路線の導入についても検討を進める考えです。

沖縄テレビ
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