「新人音楽家の登竜門」と呼ばれる音楽コンクールで1位に輝いた松江市出身のソプラノ歌手が、上定市長に受賞を報告しました。
受賞を報告したのは、松江市出身のソプラノ歌手・渡邊美沙季さん(29)です。
2025年6月、福岡県で開かれた「新人音楽家の登竜門」とも呼ばれる『飯塚新人音楽コンクール』の声楽部門で、1位に輝きました。
渡邊さんは高校卒業後、東京藝術大学声楽科から大学院に進学、音楽研究科修士課程オペラ専攻を首席で修了し、現在は、東京・新国立劇場のオペラ研修所に在籍しています。
渡邊美沙季さん:
私の歌の原点で、そこから合唱に触れたり色んな音楽に触れていって。
声楽家だった母の影響で幼いころから歌うことに親しんでいた渡邊さんは、8歳のときに入った「松江プラバ少年少女合唱隊」が声楽家としての原点だと振り返りました。
渡邊美沙季さん:
高校3年生まで在籍していたけども、その時間がなかったら歌を目指すこともなかったので、私の大切な場所です。
渡邊さんは2026年3月にオペラ研修所を修了したあと、ドイツに留学。
世界の舞台を目指して、さらに研鑽を積むということです。