13日、大阪城の堀で大量の魚が死んでいるのが見つかり、14日、死骸の回収作業が行われました。

死骸が大量に浮かんでいた大阪城の東外堀では、14日朝、作業員が1匹ずつ手作業で回収をしました。

【記者リポート】「かなり大きな魚が、今、作業員の手によって撤去されてきました」

公園の管理会社によると、雨で水温が急激に変化したほか、暑さでプランクトンが大量発生し水中の酸素が一気に不足したことが死骸発生の原因とみられています。

大阪城公園では、2007年にも南外堀で、水中の酸素不足で魚の死骸が大量に見つかっています。

【広島からの観光客】「においと、魚浮いてる汚い感じがちょっと残念だなと思いました。暑い中頑張ってくれてる方がいるのはすごいありがたい」

【回収作業の担当者】「今のところ(死骸は)この東外堀だけ。ただ(他も)同じようなことになる可能性もあるので状況を見ながらやっていきたい」

作業は14日午後に終了し、およそ880匹の死骸が回収されました。

(関西テレビ「newsランナー」2025年8月14日放送)

関西テレビ
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