全国的に流行している「りんご病」「百日ぜき」について、県内も依然多くの患者が報告されていて引き続き注意が必要。
「伝染性紅斑」いわゆる「りんご病」は子どもを中心に発症し、ほおや手足に発疹(ほっしん)が出る感染症。
県衛生研究所によると、8月10日までの1週間に県内の定点医療機関で報告されたりんご病の患者数は145人で、前の週と比べて12人減った。
しかし1定点医療機関あたりの患者数は5.80人と依然高い報告数が続いていて、警報レベルは18週連続で継続されている。
そして、激しいせきが長く続き、乳児が感染すると重症化して死に至るおそれもある「百日ぜき」も流行が続いている。
県内の定点医療機関で報告された患者数は28人で、前の週より2人減ったが依然高い報告数が続いている。
<りんご病・百日ぜきの感染対策>
●手洗いや適切なマスクの着用
●せきエチケットを心がける