県内各地で、かつての成人式にあたる「二十歳を祝う会」が開かれている。一方、2025年に県内で新たに20歳を迎えた人は9744人で、統計開始以来初めて1万人を割り込んだ。

14日の県内では、新庄市や寒河江市・大江町・小国町など10の市町村で「二十歳を祝う会」が開催される。

県によると、県内で2025年に新たに20歳を迎えた人は、男性4961人・女性4783人の計9744人。
これは2024年より375人減少し、県が統計を取り始めた1989年以降で最も少なく、初めて1万人を割り込んだ。

なお、2025年1月13日の「成人の日」に県内で式典を行った市町村は1つもなかった。
その理由は、県が行ったアンケート調査によると、「翌日が休日の方が新成人が参加しやすいため」としている。
このため県内では全体の6割を超える22の市町村が、帰省しやすく休みが長いお盆の時期に式典を開催している。

さくらんぼテレビ
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