北海道・十勝の夜空を飾る花火を東京都心で楽しむ没入体験に迫りました。
13日夜、北海道・帯広市で行われた「第73回 勝毎花火」。
特等席はもちろん現地ですが、北海道で行われるこの花火大会が東京・港区の住宅街にあるビルで見ることができるといいます。
会場は、天井にプロジェクターが設置された6メートル四方の部屋です。
フォレストデジタル・山田学さん:
360度の映像を正面・右・左・天井につなぎ目なくシームレスに映像を映し出せるのが、われわれの技術。
北海道で撮影している花火大会の映像をライブで東京に配信し、没入体験をしてもらうというイベントです。
体験した人は「直接感性に訴えかけるものがあって、だんだん自分がそこにいるような感じを受けました」「帯広出身なんですけど、東京にいながら地元の花火大会を見られるのは感動しました」と、実際の花火大会とは違う迫力の体験を楽しんだようです。
この企画は「地方の魅力を都会にいる人たちにも新しいエンタメ体験を通じて楽しんでもらいたい」という思いで始めたといいます。
フォレストデジタル・山田学さん:
地域の魅力がまだ発掘されていないものがあると思っていまして、われわれの没入空間の体験を通してそういう魅力をいろんな方に、遠隔の方にも届けていきたい。
皆さんも夏の思い出に北海道の花火を東京で見てみませんか。