大阪・関西万博のアンゴラパビリオンの工事を無許可で請け負った疑いで、警察が建設業者の関係先の家宅捜索に入りました。
建設業法違反の疑いで13日朝、家宅捜索を受けたのは大阪市鶴見区にある「一六八建設」の関係先です。
捜査関係者によると、「一六八建設」の社長は、ことし1月ごろ、法律に基づく建設業の許可がないにもかかわらず、アンゴラパビリオンの内装工事などを約1億2000万円で請け負った疑いが持たれています。
社長は関西テレビの取材に対し、「経理担当者が許可の申請を怠っていた」と釈明していました。
【一六八建設の社長】(今年6月の取材)
「免許持ってないからあかんのはわかるけど今僕ら抜けると確実に終わらない、工期が終わらない」
「一六八建設」をめぐっては下請け業者に対して工事費約4300万円を支払っていない問題も発覚しています。