2025月8月に名古屋市議らが予定していた友好都市、中国・南京市への訪問が、中国側の申し入れで中止となる見通しであることがわかりました。
名古屋市議会の超党派の議員団は、8月下旬に南京市を訪問し、河村たかし前市長の時代に途絶えていた交流の再開に向け、広沢市長の親書を届ける予定でした。
関係者によりますと、南京市側から理由を明らかにせず都合が悪くなったと連絡があり、議員団は訪問を見送る方向で最終調整しています。
また愛知県の大村秀章知事も、8月24日から予定していた南京市や天津市への訪問を、現地当局からの要請で中止すると明らかにしています。
中国ではこの夏「抗日戦争勝利80年」が宣伝され、旧日本軍による南京事件を扱う映画が多くの観客を集めていて、反日感情の高まりが影響した可能性があります。