福岡市と太宰府市を結ぶ西鉄の太宰府ライナーバス「旅人」で10月1日から完全キャッシュレスバスの実証運行が行われることになりました。

西鉄の太宰府ライナーバス「旅人」は福岡市の博多バスターミナルと太宰府市を結び、平日56便、土日祝日は73便が運行されています。

西鉄によりますと今年度、国土交通省が公募する「完全キャッシュレスバス実証運行」の実施路線に採択され、今年10月1日から来年1月31日まで、運賃の支払いを現金ではなくキャッシュレス決済に限定したバスとして運行します。

交通系ICカード、クレジットカードのタッチ決済、SUNQパスなどの各種乗車券が利用可能で、2月以降も3月末まで西鉄単独の実証運行を続けるということです。

西鉄では2024年12月から博多駅~福岡空港国際線、福岡市内で運行する連節バス(Fukuoka BRT)で同様の完全キャッシュレスバスの実証運行を行っています。

西鉄は、両替など現金取り扱いの削減に伴う定時性の確保やキャッシュレス決済比率の向上などを目指し、実証運行を通じて課題の把握などに努めたいとしています。

テレビ西日本
テレビ西日本

山口・福岡の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。