交通機関への影響は12日も続いています。
JR九州によりますと、午前11時現在、九州新幹線は始発から通常通り運転していますが、熊本県内を走る鹿児島本線と三角線は12日も上下線で運転見合わせが続いています。
豊肥線は、熊本駅と肥後大津駅の間で午前10時ごろから本数を減らして運転を再開しています。
また、路線バスはほとんどが運転しているものの冠水などの被害により見合わせとなっている路線もあります。
高速道路、九州自動車道は土砂崩れなどの影響で松橋インターと人吉インターの間
南九州道は八代ジャンクションと八代南インターの間で上り・下りともに通行止めとなっています。
NEXCO西日本によりますと、復旧作業を進めているものの、再開の目途はたっていないということです。
県内では、6日の降り始めから午前11時までの総雨量は、甲佐町で687ミリ、山都町で663ミリなど多い所で平年の8月の3倍前後の雨が降っています。
県内で激しい雨が降る恐れはなくなりましたが、これまでの大雨で地盤が緩んでいるところがあり、少しの雨でも土砂災害が発生する恐れがあります。
引き続き土砂災害に警戒し、河川の増水、落雷や、竜巻などの激しい突風に注意してください。