10日夜からの大雨の影響で熊本県内では多くの被害が確認されていて、行方不明者の捜索も続いています。
熊本市北区と南区では11日、男性2人について「川に流された」と通報がありましたが、今も安否がわかっておらず、捜索が続いています。
これまでに熊本県や警察、消防などによりますと、八代市の用水路で沈んだ車から
高齢女性が見つかったほか、甲佐町の男性が車で避難中に土砂崩れに巻き込まれ、心肺停止の状態で発見されるなどしています。
また熊本市で113カ所など、各地で土砂崩れの情報も多数寄せられています。
八代市興善寺町では山肌が崩れ、土石流が複数の住宅に流れ込んでいました。
住宅の被害は床上浸水が110軒、床下浸水が146軒となっています。