福井県福井市に住む40代の男性が、SNS型投資詐欺で暗号資産約2650万円分をだまし取られる被害にあいました。
警察によりますと、男性は2025年6月から8月6日にかけて、SNSの動画広告から投資に関するグループチャットに誘導され、その中で実在する投資家になりすました人物から「今は日本株がきている」「日本株に投資するべき」などと架空の投資話を持ち掛けられました。男性は、指定された暗号資産のアドレスに2回にわたり合わせて約2650万円を送金し、だまし取られたということです。
1回目の送金後に、運用状況を確認できると案内された架空のサイトで資産が倍増した表示になっていたことから、2回目の送金をしましたが、利益を引き出そうとしたところ数百万円の手数料が必要だといわれ不審に思い、警察に相談したことで被害が発覚しました。
警察では「絶対にもうかる」といった話や、SNSを通じた面識がない人からの投資話を信用しないよう注意を呼び掛けています。
