イスラエルは、パレスチナ自治区ガザ北部を制圧する計画を承認しました。
イスラエル政府は8日に治安閣議を開き、ガザ北部にある中心都市ガザ市を制圧する計画を承認しました。
イスラエルメディアによりますと、計画ではガザ市を包囲し市民80万人を他の地域に移住させた上で、イスラム組織ハマスの拠点などを制圧するとしています。
また、閣議では戦闘を終結するための条件として「ガザ地区の非武装化」や「ハマスやパレスチナ自治政府ではない新たな政府による統治」などの方針も決定しました。
これに先立ちネタニヤフ首相は7日、ガザ全域を占領する方針を示していて、地元メディアは今後さらに軍事作戦が拡大する可能性を指摘しています。
これに対しハマスは7日、徹底抗戦するとの声明を出しています。