愛媛県松山市のマンションで今年6月に女子大学生が包丁で刺された事件で、当時の交際相手で逆送致されていた元大学生の男が8日、殺人未遂の罪で起訴されました。

殺人未遂の罪で起訴されたのは、福岡県福岡市の元大学生・丹生聡被告(18)です。

起訴状などによりますと、丹生被告は松山市清水町のマンションの一室で今年6月15日午前4時頃、当時交際していた女子大学生(当時18)の左足の太ももや背中を包丁で突き刺すなどして、殺害しようとした罪に問われています。

丹生被告は逮捕・送検後に松山家庭裁判所に送られ観護措置を受けていたものの、7月31日の審判で「刑事処分が相当」として松山地検に逆送致されていました。

丹生被告は年齢が18歳で犯罪行為に及んだ特定少年にあたり、松山地検は今回の起訴で「改正少年法の主旨や犯罪の重要性や地域社会に与えうる影響の大きさ、特定少年の健全育成や更生などの観点」から,これまで公表されていなかった実名を明らかにしました。認否は明らかにされていません。

丹生被告は今後、一般的な刑事事件と同様に刑事裁判で裁かれることになります。

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テレビ愛媛
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