愛媛県松山市の中学校で全校生徒の名簿データが流出していたことが8日に分かりました。教員のミスで生徒に拡散したとしています。
名簿データの流出が確認されたのは、松山市立垣生中学校の2022年度の全校生徒413人分の情報です。
松山市教育委員会によりますと、当時の教員が規定に背き、生徒もアクセスできる教材用の共有フォルダに名簿データを保存していたところ、当時1年生の生徒がデータを見つけて自分のタブレット端末に保存。生徒はその後、LINEなどを使って当時の同級生3人にデータを送信したほか、受け取った生徒1人も一般市民と保護者に送信し計6人に名簿が流出したとしています。
今回の不祥事は、名簿のデータを受け取った一般市民からの連絡で発覚しました。
名簿には生徒の学年や氏名のほか、住所や生年月日、保護者の氏名などが記載されていたということです。
市教育委員会は警察に連絡。6人が所持していたデータはすでに削除されていて、これ以外への流出は確認されていないとしています。
また不祥事の発生には「生徒や保護者に深くお詫びする。再発防止に努める」としています。
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