7日からの豪雨で広範囲にわたって浸水した金沢競馬場では身動きがとれなくなった馬の救助作業が行われています。

金沢市八田町の金沢競馬場では7日未明からの豪雨で浸水し、厩舎にいる競走馬およそ600頭が水に浸かったまま 身動きがとれなくなりました。
一夜明けた8日も水はそれほど引かず、42棟ある厩舎では厩務員や調教師たちが馬の救助作業に当たっています。この区域には2台の排水ポンプが設置されていますがいずれも今回の大雨で故障し、水の抜き取り作業は進んでいません。

厩務員:
「避難するっていったってどこに持っていけばいいか…持っていくところがない。エサもみんな(水に)浮いてしまうからこんなところの水に浸かったものを馬にやったら腹痛を起こすし獣医さんも入ってこれないし…」

金沢競馬場では今月11日から金沢市営のレースを予定していますが開催の見通しは立っていません。

石川テレビ
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