6月の県内の有効求人倍率は1.84倍で、2カ月連続で前月を下回りました。物価高の影響で新たに職を求める人が増え、一部業種で求人数が減少しています。
     
福井労働局によりますと、県内の6月の有効求人倍率は1.84倍と、7年3カ月連続で全国トップを維持しましたが、前月からは0.02ポイント下がりました。
 
物価高の影響で生活費の負担が増す世代がより高い賃金を求めて職を探しているとみられ、45歳以上で新規の求職者が増えました。全体の求職者も3カ月ぶりに増加しています。
 
また、物価高の影響で節約志向が高まった影響を受けて、「小売・卸売業」では需要が減少したことなどから、求人が減少しました。
 
福井労働局は、物価上昇が雇用に与える影響を注意深く見ていく必要があるとしています。
      

福井テレビ
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