原爆投下から80年を迎えた広島では、多くの人が祈りを捧げています。
広島市の原爆ドーム前から、テレビ新広島・辰已麗アナウンサーが中継でお伝えします。
6日も非常に暑い一日となりましたが、そうした中でも多くの人が平和公園を訪れ、祈りを捧げていました。
元安川では、午後6時を過ぎたころから灯籠が浮かべられています。
それぞれメッセージが書かれていますが、日本語だけでなく、さまざまな言語の文字が見られました。
80年前の今日、ひどいやけどを負い、その熱さと痛みに耐えかねて川に入り、そのまま亡くなった人も多くいました。
この「とうろう流し」は戦後まもなく、原爆で大切な人を亡くした遺族らが手作りの灯籠を流したのが始まりで、2025年も訪れた人たちが「慰霊」や「平和への思い」を込めています。
幻想的な灯りとともに、あの日から80年の夜を迎えます。