県内で最も早く収穫される白石町の超早場米、「七夕こしひかり」の出荷式が開かれました。小売り価格は、5キロあたり約4800円となっています。
6日の出荷式には、県や町、JAなどから約70人が出席しました。
「七夕こしひかり」は白石町のブランド米で、旧暦の七夕にあたる8月7日ごろに収穫することが名前の由来です。
現在、211人の農家が生産していて7月26日から収穫が始まっています。
今年は過去最速の梅雨明けの影響で高温障害や水不足が心配されたものの、こまめな水の管理などで対応したということです。
【JAさが白石地区特別栽培米部会 山崎利幸部会長】
「今年の出来は、他の地域は水のなくなって水問題とかあるかもしれませんが、ここはそんなの無くて、かなりいい出来だと思います」
七夕コシヒカリは今年、去年より約30トン多い447トンの出荷が見込まれています。
JAさがによりますと、小売り価格は去年より1800円ほど高い5キロあたり約4800円で、早いところではすでに県内のスーパーなどで販売が始まっているということです。