鹿島市は大規模な災害が発生した時に避難所などで行う炊き出しの連携協定を市内の料飲店組合と結びました。

鹿島市と協定を結んだのは市内のレストランや居酒屋など約70の事業者でつくる鹿島市料飲店組合です。
この協定は国の災害救助法が適用される大規模な災害が発生した場合、組合が食材を購入するなどし、避難所や避難場所で炊き出しを行うものです。
おにぎりやカレーライスのほかハンバーガーやサンドイッチなどが品目にあげられていて、かかった経費は市が負担することになっています。

【鹿島市 松尾勝利市長】
「一番困るのは食事。そういうときに料飲店組合の皆さんに炊き出しの協力をしてもらうというのは我々行政としても本当にありがたいし助かる」

【鹿島市 料飲店組合吉田正弘組合長】
「調理と衛生管理の皆さんプロなので、そういうのを踏まえながら安心で安全な料理を被災者に提供していきたい」

自治体と料飲店組合が炊き出しの協定を結ぶのは県内では初めてだということです。

サガテレビ
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