プレスリリース配信元:株式会社NTTデータビジネスブレインズ
~経理部門の管理職221人に“業務の悩み”についてアンケート調査を実施~
2025年8月6日
請求書クラウド「ClimberCloud(クライマークラウド)」を販売する株式会社NTTデータビジネスブレインズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:時吉 誠、以下、NTTデータビジネスブレインズ)は、経理部門の管理職221名に対して、経理部門の中間管理職の悩みについてアンケート調査を実施しました。
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すべてのアンケート結果はこちらから:
https://pandora-climber.jp/article/category_management/management_questionnaire202507.html
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DX(デジタルトランスフォーメーション)が各企業で推進されているなか、改正電帳法の完全義務化、インボイス制度の導入などのきっかけにより、経理部門でDX化が進んだ企業も少なくありません。しかし、経理部門では依然として多岐にわたる業務のなかで、深刻な課題に直面している現実もあります。
そうした背景のなかで、請求書クラウド「ClimberCloud(クライマークラウド)」を販売するNTTデータビジネスブレインズでは、経理部門の管理職221名に対して、業務に関する課題や悩みについて、アンケート調査を実施しました。
アンケート回答者:経理の実務担当者:221人(全国)
アンケート回答期間:2025/7/7
※すべての回答データではなく回答が有効なものデータを集計しています。
【アンケート対象】
■アンケート回答者が勤務する企業の従業員数
【デジタル化による経理業務効率化】
まずは、経理部門の管理職の方々に、経営層からの要求と現場の実情との板挟みについて聞いてみました。
■経営層からの『スピード感やコスト削減』の要求と、現場での『正確性確保やチームの疲労回避』との間で、板挟みだと感じることがありますか?
経営層からの要望と現場の実情との板挟みがあるかどうかの設問では、回答者の86.5%(「よくある」28.1%と「どちらかというとある」58.4%の合計)が、経営層からの「スピード感やコスト削減」の要求と、現場での「正確性確保やチームの疲労回避」との間で板挟みになっていると感じていることが明らかになりました。
この数値は非常に高く、「ほとんどない」と回答した方はわずか1.8%に過ぎません。この結果は、この問題が経理部門全体で広く認識されている深刻な課題であることを明確に示しています。
次は、属人化について聞いてみました。
■あなたの部署で「この業務はあの人しかできない」という属人化した業務は存在しますか?
■前問で「存在する」答えた方にお聞きします。そうした属人化の業務に課題や危機感をどの程度感じますか?
属人化した業務が存在するかという設問では、回答者の87.8%が部署内に「属人化した業務が存在する」と回答しており、これは経理部門における属人化が極めて広範な問題であることを示しています。さらに、「存在する」と回答した194名のうち、危機感を感じているかどうかの設問に関しては、98.5%(「かなり感じる」52.1%と「どちらかというと感じる」46.4%の合計)が、その属人化に対して「課題や危機感を感じている」と回答しました。
この結果は、属人化が単なる事実として認識されているだけでなく、その潜在的なリスクが従業員によって強く懸念されていることを意味していると言えるでしょう。
次は、近年の法改正や新しいシステム導入に関する負担についてです。
■法改正(例:電子帳簿保存法、インボイス制度)や新しいシステム導入に伴う、日常業務以外の『見えない負担(情報収集、システム導入における業務増など)』を強く感じることがありますか?
■前問で「ある」と答えた方にお聞きします。その見えない負担で近いものをすべてお答えください。
日常業務以外の見えない負担についての設問では、回答者の97.7%が、法改正や新しいシステム導入に伴う「見えない負担」を強く感じていると回答しており、これは経理部門にとってほぼ普遍的な課題であることが明らかになりました。
その具体的な負担として最も多く挙げられたのは、「法改正内容の不明点、疑問点解消に要する時間」(51.9%)でした。次いで、「システム導入時の選定」(43.5%)、「法改正に関して社内へ周知するための説明資料作成や周知」(38.9%)が上位を占めています。これらの結果は、単に新しいルールやシステムに対応するだけでなく、その「理解」「選定」「社内への浸透」といったプロセス自体が、経理担当者にとって大きな時間的・精神的負担となっていることを示唆しています。
次は、他部署との連携において感じるフラストレーションについてです。
■他部署との連携において、経理部門のルールや締切の重要性が理解されず、フラストレーションを感じることがありますか?
96.3%(「よくある」44.3%と「ややある」52.0%の合計)が、他部署との連携において経理部門のルールや締切の重要性が理解されず、フラストレーションを感じていると回答しています。
この結果は、「見えない負担」と同様に、経理部門にとってほぼ普遍的な課題であり、日常的な業務遂行における大きな障壁となっていることが示唆されます。
「あまりない」と回答した者はわずか3.6%であり、他部署との円滑な連携が極めて困難な状況にあることが浮き彫りになっています。
■まとめ
本アンケートでは、経理部門の責任者が直面する多岐にわたる深刻な課題を浮き彫りにしました。経営層からのスピード・コスト要求と現場の正確性・疲労回避の板挟み(86.5%)、属人化業務の蔓延と高い危機感(87.8%が認識し98.5%が危機感)、法改正やシステム導入に伴う「見えない負担」(97.7%)、そして、他部署連携におけるフラストレーション(96.3%)が顕著な傾向です 。
特に、「属人化業務の蔓延と高い危機感」が最も高いことは、特定の個人に業務が集中している状況だと考えられ、その担当者の休暇、異動、退職、あるいは不測の事態が発生した場合に、業務が滞る可能性が非常に高いことを意味します。
経理部門の課題は数多くありますが、こうしたリスクの高い課題から、解決策を考えていくべきではないでしょうか。
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すべてのアンケート結果はこちらから:
https://pandora-climber.jp/article/category_management/management_questionnaire202507.html
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