アメリカのトランプ大統領は5日、FRB(連邦準備制度理事会)の次期議長について候補者を4人に絞り、近く決定すると明らかにしました。
トランプ大統領はCNBCテレビのインタビューに応じ、2026年5月に任期を終えるFRBのパウエル議長について、利下げに慎重な姿勢を改めて「遅すぎる」と批判しました。
その後任について、ホワイトハウスのケビン・ハセット国家経済会議委員長らの名前を挙げ、候補者が4人いるとした上で「近く決定する」と明らかにしました。
また、4日の夜にベッセント財務長官に議長になりたいかと打診したところ「今のままがいい。このまま一緒に仕事したい」と断られたため、候補から外したと明かしました。
アメリカ・トランプ大統領:
(ベッセント氏は)今の仕事を続けたいので、候補から外した。
トランプ大統領のもとで、次期議長がどの程度独立性を保てるのか注目されます。