広島は、原爆投下から80年となる8月6日の朝を迎えました。
平和記念式典が行われる広島市の平和公園からテレビ新広島・梶谷羽奈アナウンサーが中継でお伝えします。
このあと午前8時から行われる平和記念式典を前に、6日は夜明け前から原爆慰霊碑に多くの人が訪れ、祈りを捧げています。
家族6人を原爆で亡くした被爆者:
私のような悲しいことを二度とお受けになる人が出られないように。それが一番大切。私の悲しさというのは話にできないような悲しさ。
京都から訪れた20代:
過去の出来事を忘れないということと繰り返さないためにも改めて広島の人たちが描く平和への思いというのを感じ取れたらいいなと思う。
式典には過去最多となる世界120の国と地域の代表が参列する予定です。
ウクライナ侵攻を続けるロシアからは回答がなかった一方、同盟国であるベラルーシは出席の意向を示しています。
世界がいまだ核の脅威にさらされる中、世界平和の実現を願い、ヒロシマは6日深い祈りに包まれます。