三重県警で8月5日、似顔絵の講習会が開かれました。事件の解決目指し、警察官たちが鉛筆を走らせました。
講習会には30人が参加し、講師のベテラン警察官から犯人検挙につながる似顔絵のポイントや描き方のコツを学びました。
その後、2人1組で目撃者役と警察官役になって実践し、犯人の服装や体型、顔の特徴などを細かく聞き取りながら、似顔絵を描いていきました。
参加者:
「顔の特徴をとらえるのが難しいなと思いました」
別の参加者:
「難しかったですね。マスクで全部見えなかったりとか」
出来上がった似顔絵と犯人を見比べてみると…。
参加者:
「これじゃあ犯人捕まらないなって思いますね。帽子のロゴとかTシャツの特徴もいち早く聞いて、可視化できるようにするのがポイントだなと思います」
三重県警では2024年、70件の事件の捜査で似顔絵が使われ、うち2件で解決につながったということです。