8月6日は広島原爆の日です。愛知県みよし市で、80年前に被爆した木の子孫にあたる苗木が植樹されました。
みよし市役所前の広場では、原爆が投下された午前8時15分に黙とうをしたあと、1週間前に平和学習のため広島市に派遣された中学生らが「被爆アオギリ二世」の苗木を植樹しました。
広島市中心部で被爆し再び芽吹いたアオギリの木は、現在は平和記念公園で成長を続けていて、その種から育てたアオギリ二世は平和の象徴とされています。
中学生たちは94歳の被爆者の男性から体験談を聞いたということで、平和や核兵器廃絶への願いを込めてスコップを握っていました。
中学3年の林さん:
「世界からどうか戦争がなくなってほしい、二度と核が落とされないようにしてほしいという思いを込めて、(植樹を)させていただきました」
中学2年の中村さん:
「(広島で)見てきたアオギリのように太く立派に、しっかり平和を象徴できるように育ってくれればいいと思います