帰省客や県外の観光客に、方言を通して福井の文化を楽しんでもらおうと「福井弁グッズ」を一堂に集めて、福井市の観光物産館で販売が始まりました。
佐々木拓哉アナウンサー:
「県外出身の私でもわかる『ほやほや』から聞いたことのない『てんぽな』まで様々な福井の方言を楽しめるコーナーが設置されました」
福井市の観光物産館「福福館」に登場した、福井の方言グッズを集めたコーナーには、福井弁が書かれた湯呑みや越前和紙の懐紙など14種類の商品が並んでいます。
帰省客が増えるこの時期に、福井弁をきっかけに福井の文化を楽しんでもらおうと、県が初めて設けました。
福井弁で正座を意味する「おちょきん」のイラストが描かれたTシャツは、3年前に県が開いた福井弁のTシャツデザインコンテストで優秀作品に選ばれたものです。
店では「お盆の帰省客に福井弁を懐かしく思ってもらいたい。県外の方に福井弁をアピールしていきたい」と話します。
この特設コーナーは8月31日まで設置されます。
※「てんぽな」は「とても」や「ひどく」など、福井弁の強調表現。