福島県内の夏休みにオススメのお出かけスポットを紹介。今回はダムとネコ…この珍しい組み合わせで、夏の思い出をつくってみては?
ダムでひんやり
福島市を始めとする6つの自治体に水を届ける摺上川(すりかみがわ)ダム。下流の水害を軽減する役割も担う多目的ダムで、東北で4番目の大きさを誇る。
岩石などを積み上げ造られた「ロックフィル形式」と呼ばれる比較的に珍しい構造も特徴の一つ。

4月から11月は、上流にある「茂庭っ湖(もにわっこ)」でカヌー体験もできる。
また、ダムの内部は10人以上で予約をすれば見学できる。

見学では1.5キロにも及ぶ地下通路の監査廊(かんさろう)へ。ダムの点検に欠かせない通路は、年間を通して気温は15℃から16℃と天然のひんやりスポット。幻想的な青いイルミネーションもさらに涼を感じさせてくれる。

摺上川ダムには、その仕組みを学べるインフォメーションセンターもあり、夏の自由研究にもピッタリなスポットだ。
看板ネコとふれあい
その摺上川ダムに向かう途中に位置する、福島市の穴原(あなばら)温泉ではネコがフロントで“おもてなし”!?

「おきな旅館」はペットと一緒に宿泊できる福島県内でも珍しい旅館。ネコの気分次第だが、おしぼりを運んできてくれたり、エレベーターまで案内してくれたりする日もある。

おきな旅館の金子美奈子さんは「都合によって動物を飼えない方もいらっしゃる。そういう方が来て、ふれあって遊んで癒されて帰ってくれる」と話す。
旅館では、ネコたちと自由にふれあうことも可能で、ペットと一緒でなくても楽しむことができる。

福島市の郊外、摺上川ダムの周辺で夏を過ごしてみてはいかが?
(福島テレビ)