5日も各地で災害級の暑さとなる見込みです。
特に関東では、国内の観測史上最高に迫る予想で熱中症に厳重な警戒が必要です。
厳しい暑さの影響は、食卓にも大きく広がっています。
記録的な暑さと雨が少ないことにより、生育不良が広がっています。
農水省によると、8月はトマトやキュウリ、ピーマンなどの価格が平年より2割ほど高くなり、月の後半にはナスも2割程度高く推移する見通しです。
暑さで出荷数が落ち、豚肉の卸売価格も7月下旬に半世紀ぶりの高値水準をつけました。
水産物でも、水温上昇で成長が遅れ、一部の養殖ブリやホタテ貝が2024年に比べ5割ほど高くなっているほか、新米の収穫にも影響が広がり、一部の銘柄米が高騰する可能性を指摘する声もあります。
生鮮野菜と果物が3割程度値上がりした場合、家計負担は2カ月間で6000円以上増えると試算されていて、食卓への影響が広がりつつあります。